ヨーロッパインプラント学会に参加しました
2017年10月30日
少し前になりますが、10月5日〜7日にスペイン、マドリードで開催されたヨーロッパインプラント学会に参加しました。初めての参加でしたが講演聴講したり、ポスター発表やインプラント業者の展示を見て回ったりして、ヨーロッパのインプラント界の雰囲気を肌で感じることができました。
驚いたことに、ポスター発表が紙で行われているのではなく、モニターで掲示されており、見たいポスター発表の演題番号を入れると画面に映し出されるシステムで行われていることでした。大きな会場で一斉にポスターが貼られているのに慣れている私にとっては驚きの光景でしたが、ぶらぶら見て回るというのがないのも物足りなく感じました。
世界的に、抜歯、即時埋入、骨増生などがまだまだトピックのが、少しずつインプラント周囲炎の対応についての議論も進んでいるように感じました。今後の議論の方向は、「インプラントにトラブルが起こらないようにするためには」から「トラブルが起こった場合にどうするか」へシフトしていくと確信しました。