新型コロナ感染防止対策としての取り組み
2020年03月31日
1.治療を継続することの重要性
治療が必要な状態を放置することや、治療途中のまま中断することで歯の寿命を短くしてしまうことがないように、当院ではコロナ戦略を策定し実行しています。
虫歯や歯周病など歯科で扱う疾患は、中には慢性的な状態のものもあります。しかしその反面、進行性の状態にある虫歯や歯周病もあります。これらの治療を放置すると多大な健康被害が生じます。
慢性状態の疾患をしっかり管理し、口腔機能を健全に保つことで、インフルエンザへの耐性が向上するとの見方もあります。社会情勢とご自身の健康状態を鑑み、可能な状況ならば治療を継続させることも考慮されたほうが良いと考えています。
2.当院のコロナ対策(クラスターとならないための戦略)
(1)換気や空気清浄器による空調管理
(2)消毒清掃の頻回実施
(3)待合室の雑誌類の撤去
(4)患者様が体調が悪い場合の電話連絡の依頼徹底
(5)アルコール手指消毒の徹底
(6)場合によっては患者様来院時の体温測定を依頼
(7)待合室の分離
(8)できるだけ早くユニットにお通しし待合室での待機時間と人数を減らす
(9)スタンダード・プリコーション(感染を前提とした滅菌・消毒)の徹底
(10)スタッフの健康管理(始業前の検温と記録)