インプラントの講演会、ノーベルバイオケアシンポジウム2017に参加しました。
2017年08月29日
年に一度、インプラントの開発、製造を行っているノーベルバイオケア社主催で開催される講演会に参加しました。昨今、問題視されているインプラント周囲炎の対応、新しいサイズのインプラントの紹介、インプラントとアバットメントの締結回数を削減した新しいシステムなど今後の臨床のヒントが盛りだくさんの2日でした。
さらに、特筆すべきは、シンポジウムの最後のセッションで超高齢化社会を見据えてインプラントを入れていた患者さまが寝たきりになったり、認知症になった場合にどう対応するか、具体的な方法について講演があったことです。これからこの高齢者歯科でのインプラント治療の対応について、さまざまな議論が必要になるだろうと感じつつ帰路につきました。 平野滋三